コデマリの原産地は中国で、ユキヤナギやシモツケと同属のバラ科の
低木です。日本にはオオデマリ(大手毬)ヤブデマリ(藪手毬)という種類が
自生していますが、花が丸くなるものの、コデマリとは全然縁のない種類です。
樹高は約1,5〜2mで、木の姿はユキヤナギによく似ています、枝一面にびっしりと付くユキヤナギの白花が集まって、丸くなった
ような姿をしています。放っておいても枝先が垂れ下がるので、樹高が高くなり過ぎる心配が
ありません。自然な茂みを作るので、生垣でも好まれます。最近では、切り花として、小さなマリのついた枝が花屋さんの店先に
並ぶようになりました。