ヒナゲシの花

ヒナゲシの花
              河内左千子

ひなげしの彩やはらかに風まかせ


雛罌粟(ヒナゲシ)

ケシ科の1・2年草。ヨーロッパ原産で江戸時代に渡来しました。ケシの様にアエンを含んでいないので、花壇や切り花用に 栽培され5〜6月ごろ、高さ60センチくらいの茎の先に柔らかそうな4弁花を上向きに咲きます。

ヨーロッパでは麦畑などに雑草として繁殖しているので、野原のケシと呼ばれています。種子は何年も土中に埋もれていても発芽しますので、、この雑草を根絶することは不可能といわれています。農夫たちは、赤い雑草と呼んでいます。その一方でこの花の美しさを賛美した詩や文章も多いです。

イギリスの田舎では、この花の匂いをかぐと頭痛に なるといわれ、またこの花を摘むと雷が鳴ると恐れられているので子供たちは「かみなりの花」と呼んでいる所もあるそうです。

漢名の虞美人草は夏目漱石の題名にもなっています。



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