キンボウゲ科の多年草。古く中国より渡来した。6月ごろ、
高さ1メートルほどの茎の先に美しい花を開く。白色、淡紅色が一般的だが、濃紅色や絞り、一重咲き、八重咲きなど園芸種は多い
、名前は漢名の芍薬を音読みにしてつけられた。根をブドウ酒に混ぜて飲むとあらゆる内臓の痛みや黄疸、腎臓病、膀胱炎を治し
他にも胃、気管といった万能薬ぶりを聞きますが真意の程はわかりません。現代では、血行を良くし、筋肉の緊張を緩める作用がしられています。
よく似た牡丹との違いは、牡丹は木で、芍薬は草であること、牡丹は芍薬の根に接木して繁殖します。
手入れのポイントは、小さい鉢では、毎年咲かせることは難しいので、大き目の鉢で育てます。花が終わったら花だけを取り、
葉や茎を傷めないように管理をしましょう。