スイカズラの花

 スイカズラ         渋谷定輔

夏の日のひるすぎ
飢えたおれの腹に
食い入るように しみる
清快なスイカズラのにおいよ
麦刈りに疲れたおれは
その香りとともに
また一つ
新しい
生命を発見した。


スイカズラ

スイカズラは、つるは右巻きで、まわりの木などに絡み付いて、よく延び若枝には褐色の毛がびっしりと生えていますが、後で毛はなくなります。 葉は対生、形は長楕円形で先は鈍頭、基の方は円形あるいはくさび形をしています。長さ3〜6センチで葉縁は全縁となっています。 花は枝の上部の葉腋から短枝をだし、2個の花をつけます。大きさは3〜4センチで花冠の外面には軟毛が生えています。下の方から中頃までは筒状で、その先は上片1、下2片の唇状となっています。 色は始めは白で後に黄色となります。甘い香りがあります。 生薬名で金銀花(きんぎんか)といいます。 管状になった花を引き抜き、管の細いほうを口に含んで静かに吸うと、良い香りがあって、花の蜜は甘い味がすることから「スイカズラ」といわれています。



花言葉・ 愛の絆、献身的な愛、友愛