秋の日ぐれは


 
水村 三千夫 作詞
白川 ひろし 作曲


秋の日ぐれは
いつも ひっそり にじんでる
野原で見つけた ボールのぬい目に
つばめが帰った 岸辺の竿に
ちぢれた波の こまかいひだに
いつも ひっそり にじんでる
         にじんでる

秋の日ぐれは
いつも つめたく ひかってる
もうすぐ十五夜 すすきの穂先に
高くてとれない あけびの房に
夕やけ雲の うろこのふちに
いつも つめたく ひかってる
         ひかってる

秋の日ぐれは
いつも さびしく ひろげてる
さよなら明日の 帽子のひさしに
あちこち破けた とんぼのはねに
飛ばした鳩の はばたく音に
いつも さびしく ひろげてる
         ひろげてる